2016年9月23日訪城。前日天候に悩まされただけに、出発直前まで天候をチェックしてから四万十市を訪れた。
まず向かった先は市街地の中心にある一條神社で、中村御所の跡でもある。中村御所は1468年に一條教房が京より幡多の荘園に下向して築いた館で、正確には神社のある丘の周囲の平地にあった。
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一條神社 |
画像のすぐ左はアーケード街で、一條神社はまさに街の中心にある。神社の本殿がある場所は小高い独立した丘で、丘の中腹に神主さんの御自宅と思われる家があり、そこの中庭に当時の化粧井戸が残されていた。
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丘の頂上の境内 |
丘の上は菱形に近い形の平坦地になっており、一條神社の本殿と天神社の本殿と、倉?のような建物が建てられていた。中村御所の当時は維摩堂という宗教施設があったようだ。
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説明板 |
一條神社の本殿のそばに説明板があり、これを見ると御所が丘を中央に置いた方形の館という面白い縄張りだったことがわかる。