2017年11月3日訪城。
11月は紅葉狩りの為に越後方面へと出かけたが、新幹線から在来線に乗り換える為に長岡で降りた際に、少し時間があったので長岡城跡へと出かけた。…というか、長岡駅がそもそも長岡城の本丸跡にあるので、ある意味既に城内である。ただ、悲しいことに長岡城はほぼ完全に消滅しているため、見所はあまりない。先月訪れた三原城や福山城も駅が城内にあったが、実際あれクラスの規模の城が今は面影すら無いのだから恐ろしい。
長岡城は1616年に堀直寄によって築かれた近世の平城で、長岡藩の藩庁である。幕末には新政府軍と旧幕府軍の激戦地となり、城は2度落城している。(※落城した後に奪還した為)
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ながおか秋祭り |
とりあえず、街中の二の丸跡の碑がある場所へ向かうと、そこではちょうど秋祭りのイベントをやっていた。なんか金魚の展示のようなものが沢山あったが、帰ってから調べてみたら長岡は鯉の名産地のようなので、これは鯉だったかもしれない。
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アオーレ長岡 |
二の丸跡は昔来た時とは全く別の景色に変わっており、何やらアオーレ長岡とかいう洒落た複合施設が跡地に建っていた。
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菊の品評会 |
ちょうどアオーレ長岡で菊の品評会をやっていたので少し鑑賞してみた。
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二の丸跡の碑 |
一応、二の丸跡の石碑があった城内稲荷の付近だけは以前来た時とだいたい同じ面影を残していた。ビルの隙間にこれがあるので少し違和感が凄いです。なお、二の丸跡と言っても遺構は無い。
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硝子碑 |
城内稲荷の近くにはガラスで出来た石碑ならぬ硝子碑もあった。たぶんアオーレ長岡を建てた時にこの洒落た碑も建てたのだろう。ただ、石碑と違ってそのうち割れそうで怖い。
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紅葉 |
小さなスペースではあるが二の丸跡の街路樹が紅葉して地味にきれいだった。
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本丸跡の碑 |
なお、本丸跡の石碑は駅前にあり、こちらの風景は以前と変わっていないが、石碑が二の丸同様新しいものになっていた。
駅から西に離れた場所に藩主牧野氏の資料館、東に離れた場所に城に関係ある博物館があるが、そこまで乗り換え時間に余裕は無い為、今回はパスである。