2017年12月9日土曜日

11月の3連休旅行:弥彦山(新潟県弥彦村)

2017年11月3日訪問。

弥彦神社に参拝した後は弥彦山に登るため、弥彦山ロープウェーに向かった。最初は登山道を使うことも考えたが、時間と体力の温存のため今回はロープウェーを利用した。ただ、この選択は"時間"という意味では失敗だったかもしれない。

弥彦神社裏の道
神社から案内板に従ってロープウェーの駅を目指すが、道は砂利道だし、風景はどうみても鎮守の森の中で、本当にこの先にロープウェーの駅があるのか不安になるほどだった。


弥彦山ロープウェー山麓駅
神社から15分ほど歩いて駅に到着したが、後から無料のシャトルバスもあったことに気付く。ただ、バスを使う使わないは些細な事で、この駅に到着してからが問題だった。駅には既に長蛇の列が出来ており、結局ゴンドラに乗るまで1時間以上かかった。特に祝日だったのが災いしたのかもしれないが、半分は外国人だったので平日でも混雑してそうだ。


ゴンドラの中から見た景色
ゴンドラは満員のため一方向しか写真に撮ることは出来なかったが、徐々に眼前に新潟平野が広がっていくのと、真横に紅葉の山腹が見える景色はなかなか素晴らしかった。


山頂駅から見た日本海
山頂駅に着いた後、駅を出ると今度は眼前に日本海が広がり、遠くに薄っすらと佐渡島が見えた。なお、ロープウェーの山頂駅は弥彦山の山頂ではなく、山頂よりも北にある小ピークのさらに鞍部にある。


弥彦山の頂(弥彦神社奥の院)
駅からレストハウスを越えて南に縦走し、テレビ塔のある小ピークを越えて更に進んだ先に弥彦山の頂があり、頂上は大勢の観光客で一杯だった。山頂には弥彦神社の奥の院があり、ここには祠があったが、祠の背後の草に覆われた空間に何があるのかはよく分からなかった。山そのものが御神体なので案外何も無いかもしれないが。


山頂から見た景色
山頂はほぼ全周囲が絶景で、海も平野も山も眼下に紅葉も見える欲張りセットな絶景だった。大抵は山に登ると平野の向こうに海が見える為、海→山→平野というのは新鮮だった。


夕焼けとパノラマタワー
弥彦山の頂からレストハウスまで戻り、夕方に昼飯を食べるという時間計算のミスに後悔しながら休憩した後、下山の為にロープウェー乗り場に向かった。結局、下山でも1時間以上並ぶ羽目になり、日本海に沈む夕焼けとパノラマタワーの展望台が上下するのをずっと見物する状況になった。往復でチケットを買ってしまった為、しょうがないといえばしょうがないのだが、明らかに登山道を降りた方が早かっただろう。


山腹の紅葉
ロープウェーの下りではちょうど山肌が見える位置に乗れたが、実はこの時点で既に暗くなっており、肉眼だと紅葉がほとんど見えなかった。画像では明るく見えているが、カメラの性能のお陰である。