2017年11月3日訪問。
長岡から鈍行と特別列車を乗り継ぎ、この日の目的地である弥彦へと向かった。弥彦は弥彦神社の門前町で、新潟平野の日本海側にある弥彦山を中心とする山と丘陵に囲まれた特殊な地形の場所にある。弥彦神社と弥彦山、それに門前町と紅葉の名所が目当てで、時間があったら弥彦を守るために築かれたとされる城跡にも行く予定だったが、結論から言うと城跡の方には行けなかった。
|
弥彦駅前 |
駅から出ると西に高い山が聳え、南北と東にも山があり、なんとなく盆地に移動したような不思議な気分だが、長岡よりもここは海側にある。
|
もみじ谷 |
駅を出て左手に行くと弥彦公園で、少し奥に行くと紅葉で有名な「もみじ谷」へと入る。ここを訪れた11月3日時点では紅葉はまだ始まったばかりだったが、既に綺麗な木がいくつもあって見事だった。
|
もみじ谷(観月橋の下) |
特に観光客に人気だったのは朱色の観月橋の付近で、橋も含めて見事なグラデーションが美しかった。
|
もみじ谷(観月橋の上) |
橋の上からは間近に紅葉を見ることができ、太陽を逆光にするとステンドグラスのようでこれもまた綺麗だった。
|
もみじ谷(夜の観月橋) |
もみじ谷を見た後、弥彦神社に向かい、弥彦山にも登ったが、これがまた凄い時間を喰ってしまい、麓に戻った頃にはすっかり夜になっていた。しかし、これはこれで「もみじ谷」のライトアップを見ることが出来たので良い収穫だった。
|
月と紅葉(観月橋から) |
観月橋から紅葉越しに文字通り月が観え、なんとも風流で洒落た状況になったことに苦笑しつつ、夢中でシャッターを切った。風が無かったのも幸いして、普段よりは満足の行く絵が撮れたと思う。
|
駅前から見た月 |
月の周囲に鱗雲があり、光の輪郭がハッキリ投影されているのがなんとも神秘的ではあった。まぁ、翌日は雨だったので「鱗雲が出ると雨が降る予兆」の通りになってしまったのがアレだったが…。