2018年4月15日日曜日

2018年の花見旅:駿府城(静岡県静岡市)

2018年3月31日訪城。

今年は異常に桜の開花が早かったため、3月の時点で既に満開の場所が多く、花見旅行の予定は大いに狂って軌道修正する羽目になった。
3月末日になんとか旅の目途がついたため、とりあえず2日間だけしか時間が取れなかったものの、東海地方の花見旅行へと出かけることが出来た。

初日は静岡の駿府城を訪れたが、ちょうど駿府祭りをやっており、城内は駿府城では今まで見たことが無いくらい多くの人で賑わっていた。

三の丸外堀沿いの桜
桜はややピークを過ぎた感じだったが、まだ十分満開で綺麗だった。どこの桜もだいたい綺麗だが、やはり堀沿いの桜は城跡の桜という感じが出ていて良い。


城内の桜
城内は北西部の発掘場所を除けばどこも桜は綺麗で、花見客は全体に散らばっていた。中央やや東の出店のある場所は混雑が激しかったが、城内が広いおかげであまり散策に苦労はしなかった点では良かった。


駿府まつりの会場
駿府まつりのステージのある場所も大いに賑わっていたが、花より団子というか、周囲で売っている露店の食べ物とアルコールで賑わっていたといってもいいかもしれない。


天守台跡
一通り花見とつまみ食いをした後は、天守台の発掘場所に行ったが、前回よりも天守台の規模がわかるくらい発掘が進んでおり、なかなか見事な遺跡を見ることが出来た。あと、前回よりも移動できる場所が奥に広がっていたのも良かった。


本丸の石垣
明治の廃城の際に、天守台の石垣は崩されて堀を埋めるのに使われたが、発掘して堀から引き揚げた石も見学エリアに積まれていた。これらがかつてどう積まれていたかは、今からでは確認しようもないが、画像の石なんかは明らかに積木の部分のため、隅に使用されていたことはなんとか判る。ちなみに写真だと撮影者の腕のせいか何故か小さく見えるが、実際は長辺で2m以上はあった。