2018年5月2日訪城。
津軽平野の桜は遅咲きの桜以外が散ってしまっている状態だったため、もっと内陸の標高の高い場所に行こうと思い立ち、当初の予定には無かった大館市へと移動した。大館市の大館城(桂城)も何度か来ている場所だが、今回はちょうど発掘されている堀もあるということでそれも確認してみようと思い訪れた。
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本丸跡(桂城公園) |
大館城の本丸に来たが、やはり残念ながらソメイヨシノはほとんど散ってしまっていた。ただ、桜祭りはまだやっているようで、露店がいくつか並んでいた。
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枝垂桜 |
それでも本丸跡では枝垂桜等がいくつか満開で咲いており、辛うじてまだ花見が楽しめる状態だった。
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八重桜 |
二の丸跡は今では市役所や裁判所になって遺構が全く見られないが、ここの桜もちょうど満開で綺麗だった。
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発掘された内堀跡 |
それで、もう一つの目的だった発掘された内堀跡はフェンスの外からだとごらんの通りで、よく見えないという残念な結果になった。
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内堀の現存部分 |
現存する内堀は公園の入口の画像の箇所のみで、発掘箇所はちょうど画像の逆側の方になる。堀沿いに散策コースでもあるといいのだが、現状は溜池みたいになっているのが勿体ない。
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車道になった内堀跡 |
現存していない堀はだいたい埋め立てられているが、一部は画像のように車道として利用されている。画像右側が本丸跡で、左側が三の丸跡になるが、ちょうど堀の橋が架かっていた場所付近に今も橋が架けられている。
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外堀跡 |
せっかくなので外堀跡もどうなっているかも見て回ったが、ほぼ全てが埋め立てられて車道等になっていた。辛うじて画像の箇所等で高低差から堀の跡が推測できるレベルである。