2018年6月23日土曜日

2018年の花見旅:仁賀保陣屋(秋田県にかほ市)

2018年4月21日訪城。

浜館公園を散策後、国道へと降りて南下し仁賀保の町へと移動した。この町には江戸時代に旗本の仁賀保家の陣屋が置かれており、目的地はその陣屋跡である。

仁賀保公園
陣屋跡は今は公園と神社になっており、丘の下の低地部分が仁賀保公園という小さな公園になっている。陣屋の標柱はこの公園内の斎藤宇一郎像の側にあった。


公園の桜
数こそは多くないものの公園内には桜(ソメイヨシノ)が植えられており、ちょうど満開で夕焼けに照らされて綺麗だった。


防火水槽(水堀跡)
陣屋の周囲は水堀で囲まれていたようだが、大部分は埋められて消滅しており、西側の堀の一部が防火水槽になって辛うじて残っていた。


仁賀保神社
陣屋跡の丘の上は今は仁賀保神社と斎藤神社の境内になっており、西側に丘に登る参道が付いているが、陣屋時代の丘に登る道は北側にある道だと思われる。なお、東側にも丘に登る階段があり、駅からはこちらのほうが近い。


神社境内
丘の上の神社境内は思ったよりも広く、本殿のある場所付近は元は神社以外の建造物があったような形跡がある。陣屋には役所と米蔵と牢屋があったそうだが、丘の上にあったのは役所と牢屋だろうか?


土俵
神社境内には土俵もあったのでここでも奉納相撲が行われるのだろう。なお、陣屋内で一番高い場所がこの土俵の奥にある高台である。