2018年4月13日訪城。
長館跡散策後、名取川を挟んで対岸に聳える楯山城へと向かった。楯山城は秋保氏の詰めの城で、13世紀頃に秋保基盛によって築かれた山城である。城の麓の登山口には登山用の砂利の駐車場もあり、説明板もあって一応整備された史跡である。なお、昨今至る所で見るようになった獣除けのバリケードが例に漏れずここにもあった。
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楯山城遠景 |
長館跡から見た楯山城は綺麗な三角形をしており、見た目通り山の斜面は急で大変だったが、山道は歩きやすかった。
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山麓の桜 |
山の東の麓には民家が数件あり、集落と言うより別荘地のような感じだった。そのあたりにも綺麗に咲いている桜がいくつかあり、画像の枝垂桜なんかはなかなか綺麗だった。
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山道 |
登山道は恐らく見た感じでは東の1か所のみで、そこから山頂までひたすら九十九折の道を登っていくことになった。
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動物の糞 |
こんな急斜面の道ではあるが途中に動物の糞だまりがあり、ここを縄張りにしてローテーションしている動物がいるようである。形状とサイズ的には狸だろうか。
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山頂付近 |
山頂付近で急に開けた平場に出るが、ここが城の中心部で、画像の標柱が立っているあたりが虎口である。画像の後ろの平場は城内で最も広い空間で二の郭にあたる。
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二の郭の桜 |
この二の郭には桜が十数本ほど植えられており、風当りが強いせいか全体的に花の数は少なかった。なお、画像の背後に映っているピークが山頂で主郭。
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主郭 |
山頂の主郭も平場になっているが、二の郭の1/4ほどの広さしかなく今は祠が置かれている。もしかすると当時も城の守り神を祀っていた場所かもしれない。
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山頂からの眺め |
山頂からは正確には木々が邪魔で絶景とは言えないが、山頂のやや北側腰郭に木々が開けた場所があり、そこからの眺めは絶景だった。なお、二の郭からも東方が良く見えて絶景だった。