2018年11月4日訪城。
山家城から下山した後はそのまま北上して天童へと入り、そこで昼食をとったがここで思いのほか時間をとられてしまった。食後はさっそく天童城のある舞鶴山へと登ったが、桜の時期は何度か来ているものの秋に登るのはまだ二度目くらいかもしれない。天童城は天童氏の居城で、最上義光が正攻法では落とせないと評価した堅城である。
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大手口跡 |
山へは以前来た時は知らなかった大手口から登ろうと思ったが、現地を見るとどうも今は私有地くさく近寄りがたい場所だったので断念。
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朽ちた社 |
しょうがないので祖霊神社の参道から登ることにしたが、しばらく登ると朽ちた社があった。そばに天童神社の柱が立っているが、天童神社はこの画像から右側に行った場所にあるためこれではない。社の中はからっぽなのでもしかしたら遷宮した跡なのかもしれないが謎である。
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井戸 |
さらに登って愛宕神社の階段手前から東の方に行くと東曲輪があるが、この平場は今は草木が茂っているものの、画像のような井戸の遺構が残っていた。説明板によれば外の石枠自体は中世ではなくそれ以降に造られたものだろうという。
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愛宕神社 |
主郭の腰郭を経由して階段が山頂まで続いており、ここを登った先が主郭で現在は愛宕神社が鎮座している。神社自体は主郭端に寄っており、正面から写すには広角レンズが必要なくらいスペースが無かった為、画像のように下の腰郭から撮った画像になった。
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物見やぐら跡 |
主郭の中の神社の脇にはこんもりと高くなっている場所があり、ここは物見やぐらの跡だという。現在は木々が茂っているが、確かにここに櫓を築いたら360度が見渡せて絶景そうだ。
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主郭の紅葉 |
舞鶴山は針葉樹と広葉樹が混ざって生えており、紅葉だけ見ると主郭では今一つな感じだったが、秋ももう終わりだったせいもあるかもしれない。
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発掘調査中 |
主郭の西側では発掘調査をやっていたが、何か新発見はあったのだろうか?最上義光が攻め落としてからは廃城になって愛宕神社が勧請されているため、出てくるとしたら天童氏にまつわる遺構のはずだけに興味をそそられる。
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主郭からの眺め |
主郭からの景色はなかなかのものだが、草木が邪魔で意外と見難かった。なお、晩秋は日が落ちるのが早い為、この時点ですでに太陽が山に沈みかけていた。
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愛宕沼 |
暗くなる前にと慌てて下山したが、途中の展望台から見下ろした愛宕沼周辺が昔来た時より整備されていることに気付いた。あと、この展望台の近くにも見たことのないバーベキュー場が出来ていたが、ちょっと木々が近すぎて火事の心配が募る。
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中央曲輪跡 |
天童城で最もよく訪れているのが中央曲輪で、桜の時期にはこの辺りが華やかな景色になる。画像奥の西曲輪には紅葉が映える大きなケヤキがあったはずだが、時間的に厳しいためこのまま下山した。
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もみじの小径 |
中央曲輪から市街地に降りる途中に「もみじの小径」なるもみじが綺麗な場所があるが、もはや暗くなりかけている為、いい絵が撮れなかった。日が落ちているため肉眼では暗かったが、まだ見れる画像になっているのはカメラのおかげである。