2019年4月21日参拝。
高田館跡の散策後は会津高田のランドマークでもある伊佐須美神社も訪れたが、ここは桜の名所でもあるためなかなか人で賑わっていた。伊佐須美神社は奥州の二ノ宮であり、岩代では一ノ宮と格式は高く、会津の地名の誕生にもちょっと関わっている場所である。
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河川敷の桜並木 |
先に神社のすぐ東を流れる宮川の河川敷の桜並木(通称:宮川千本桜)も見に向かったが、桜並木は神社側から見て対岸にだけあるため画像のように遠景になってしまうが、満開の並木は遠くから見ても綺麗だった。
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あやめ苑と桜 |
神社の隣にはあやめ苑があるのだが、ここも桜が多く植えられており、満開の桜で綺麗だった。あやめ苑の名前の通り周囲には菖蒲の花壇らしきものがあるのだが、園内の大部分が池で桜の木も多い為、どちらかというと桜のある公園という感じだった。
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満開の桜 |
園内はソメイヨシノ以外の桜もちらほら見られ、たぶんコヒガンっぽい桜なんかが見られた。あと、園の西の方にはエドヒガンも巨木なんかもあった。
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伊佐須美神社参道 |
あやめ苑から見える大鳥居をくぐって伊佐須美神社の境内へと入るが、このあたりは杜もあって厳かな雰囲気が良く出ていた。
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薄墨桜 |
境内には今回密かに見たかった会津五桜の一つ「薄墨桜」があったが、残念ながら全く花が咲いていない状態だった。どうやら満開の桜を見るには、もうちょい時期を遅らせないといけないようだ。
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飛竜の藤 |
境内には藤の銘木もあったが、一般的に藤棚で見る藤と違ってなかなかダイナミックだった。これで花が咲くとどうなるのか気になるところである。
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伊佐須美神社仮本殿 |
参道の厳かな空気と違って、楼門の先の境内はまるで天井が抜けた家のように物足りない空気になっており、どうやら今ある建物は仮本殿で、元々あった建物は2008年に焼失してしまったらしい。
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本殿跡 |
仮本殿の裏にまわると焼失した本殿の台座だけが残っており、なかなか痛々しい雰囲気だった。
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表皮の焼けた木 |
境内を散策していると表面が焼けた木が見られたが、10年以上経っても火災の痕がハッキリわかるものだというのが意外だった。