2019年11月4日訪問。
不動滝から渓谷沿いの車道を下流に向かって進むと、小安タクシーを過ぎた先の緩やかなカーブ付近から渓谷に降りれる階段があった。ここから下に降りれるものの、戻る時はまた登らないといけない為、ちょっぴり気が重くなるくらいの落差だった。
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河原湯橋
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渓谷の下に降りていく途中、正面には河原湯橋が見え、実に渓谷らしいアーチが架かっている景色が紅葉も相まって素晴らしかった。
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渓谷の底の方
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底まで降りると渓谷の深さが実感できたが、逆に底からだと紅葉があまり見えず、渓谷の壁面や川の流れが強く目に付いた。
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大噴湯
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渓谷の底の遊歩道を進んでいくと、凄まじい轟音と共に湯気に包まれた一帯を通るが、ここが小安峡のメインスポットでもある大噴湯である。
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蒸気の吹き出し口
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これらの湯気の原因は渓谷の壁の地層の隙間から噴き出る温泉の蒸気で、これが凄まじい勢いで噴出しており轟音も凄かった。なお、江戸時代の菅江真澄もここを訪れており、当時の記録では壁から噴出した蒸気が対岸の壁にぶつかるくらい凄かったのだという。
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紅葉
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河原湯橋の先の階段から再び上に登ると、そこは物産館がある観光施設で駐車場もあるので、観光客はこちら側から昇り降りする人が多いようだ。この駐車場の一角にはなかなか絶妙なグラデーションがかかった紅葉があって綺麗だった。