2019年5月25日土曜日

年初の京都奈良の旅:旧二条城と室町第(京都府京都市)

2019年1月13日訪城。

京都奈良の旅の2日目は奈良から京都に移動し、以前から確認したかった現在の二条城以前の幕府の城跡を見に向かった。現在の二条城は徳川家康が築いたもので、それ以前には豊臣秀吉の聚楽第や二条第(妙顕寺城)といった城もあったが、今回はこれはパスして織田信長の頃の旧二条城跡や足利幕府が健在だった頃の室町第跡(花の御所)などを見て回った。

武衛陣・足利義輝邸跡の石碑
地下鉄丸太町駅を北に出た場所が既に旧二条城跡だが、現状は京都御苑の南西隅と市街地住宅地があるだけで城跡の名残は全く見られない。旧二条城の中心付近に平安女学院があり、この女学院に面した通りに画像の石碑があったが、この石碑は旧二条城が築かれるさらに前の足利義輝の時代の城(武衛陣)の説明だった。


旧二条城跡の石碑?
旧二条城跡の石碑があるという平安女学院北側の交差点へと移動したが、残念ながら何か建物の工事が行われており、石碑と思われるものは保護板でパッケージされていた。


室町第跡の石碑
旧二条城跡を散策後、丸太町駅から北に移動し、今出川駅で降りた場所が足利義満が築いた室町第こと花の御所の跡であるが、やはりこちらも市街地・住宅地で将軍の居城跡の名残は見られなかった。画像は室町第があったことを示す石碑で室町通りの交差点にある。



大聖寺
室町第跡の中心付近には今は大聖寺があり、ここにも「花の御所」跡の石碑があった。なお、室町第の石敷跡が残っていることを後から知った為、この時はそこまで確認することが出来なかった。