2018年1月6日訪城。
秋田城周辺の散策後、再び市街地中心部に戻り、秋田藩の藩庁である久保田城にも立ち寄った。久保田城は何度か訪れているが冬に来たのは1回くらいしか記憶にないので、今回でたぶん2回目である。
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秋田県立美術館 |
久保田城の外堀の前を移動していると明らかに記憶と一致しない空間があった。中土橋前はたしか普通にビルが建っていたはずであるが、いつのまにか広場と秋田県立美術館になっていた。まぁ、これはこれで窮屈な感じが無くて良い。
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与次郎くん |
久保田城の築城伝説でおなじみの与次郎狐をモデルにしたキャラがこのあたりの町内のマスコットになっているようで、中土橋前の絶好の位置になんか銅像が建てられていた。
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外堀 |
久保田城の幅の広い外堀も氷を張っていたが、そんなに寒くないため氷は薄い。秋田は豪雪のイメージがあるが、この日の秋田市内は雪があまり積もっていなかった。
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中土橋前 |
城内から中土橋前を展望してみると、やはりなんかスッキリした風景になっていた。
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二の丸 |
中土橋から三の丸を通って二の丸へ登るが、二の丸は一面の雪景色だったものの明らかに雪が少ない。これは気軽に雪だるまも作れないが、除雪したわけではなさそうだ。
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御物頭御番所 |
本丸表門前にある城内唯一の現存建造物の御番所もすっかり雪囲いしており、ぱっと見何の建物か判らなくなっているのが面白い。
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長坂門跡と本丸表門 |
本丸表門は落雪の危険性から冬季通行止めだが、明らかに屋根に雪が無いのが可笑しい。表門は通れないが、手前の長坂門跡から迂回路があり、ちょうど画像の左画面外に道がある。
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本丸 |
本丸内部も靴が沈む程度の積雪しかないため、散策には困らなかったが、奥の模擬櫓の展望台は冬季は閉鎖されているため、散歩中の地元の方と神社に用事がある人にしか城内では出会わなかった。久保田城は別に藪に覆われているわけでもないので、県外の人間が冬季にあえて訪れる理由はあまり無さそうだということを再認識した。