2018年1月4日訪城。
1/3に正月帰省先から戻った足でそのまま目黒不動尊に初詣で出かけ、翌朝の1/4は東日本の範囲で行き当たりばったりの2018年初遠征を実施した。
まずは神奈川県から茨城県へと移動して水戸に立ち寄った。水戸では今ちょうど水戸城の復元工事が始まっているはずなのでその現場の見学のためである。
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道は車両通行止め |
大手門があった場所は今は車道になっているので、「絶対復元は無理だろうな」と昔は思っていた。なので最初に復元事業が始まったという知らせを聞いた時は耳を疑ったもので、実際に現地を訪れて車両通行止めを見て「ああ本当なんだ」とやっと実感できた。
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歩行者用迂回路 |
車両は通行止めだが、歩行者は土塁の上を移動する迂回路を通れるようになっていた。まぁ、よく考えてみるとこの先には学校しか無い為、一番の利用者である学生が通れれば問題ないわけだ。大手前の車道が仮設駐輪場になっていたのもその為だろう。
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二の丸の土塁の上 |
何気に迂回路のお陰で二の丸土塁の上を初めて見ることが出来た。明治の写真を見た限りでは下半分が板張りの土塀がこの土塁の上に建っていたようだ。ちなみに門と土塁の間の隙間は発掘調査の結果、瓦土塀だったことが判っている。
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大手門跡 |
迂回路からは大手門跡も見ることが出来たが、現状はまだ発掘した層を埋め戻した後の状態だった。奥に見える土塁は土砂災害防止法の6条関連の護岸が施されているようだが、復元図を見る限りではこの上を土と草で覆って護岸が見えないようにするようだ。
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復元予想図と古写真 |
大手橋の前に大手門の復元図と古写真があるが、古写真の方はよく見ると門の下の方が橋で隠れているので、当時の大手橋は今と違ってアーチ状だったことが良くわかる。ちなみに門が完成するのは平成31年9月9日なのでまだ1年半以上先の話であるが、ちょうど新しい年号に変わるので節目のイベントになるかもしれない。