2018年1月6日訪城。
5日のうちに山形県から奥羽本線ルートで秋田県入りし、6日は朝から秋田市の秋田城へと向かった。秋田城は久しぶりに訪れるが、今回は新しくできたという歴史資料館が目当てで訪れた。
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秋田城跡歴史資料館 |
歴史資料館前バス停から階段を登った先の丘の上に真新しい秋田城の歴史資料館があり、内部はもちろん秋田城のあった時代背景の歴史から発掘調査で見つかった物、それらから判った事など、色々展示されていて勉強になった。
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外郭築地塀跡 |
資料館から出た後は外郭西側の築地塀跡を見に行ったが、これが思いのほかよく残っており、外郭の輪郭がちゃんと判るのには驚いた。というのも、今まで外郭は東門付近しか見ておらず、他は遺構は残っていないと思い込んでいたからである。ちなみに画像右奥の丘の上に外郭西門の跡があることが判明したらしいが、遠目ではまだ整備されていないようなのでそこまでは行っていない。
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消失した丘 |
画像の手前が資料館のある丘で、奥は政庁がある丘になるが、本来はこの丘の間は陸続きになっており、車道を通した際に谷間状に削り取られてしまったようである。しかも運の悪いことに、これによって内郭の南西部分も地盤ごと消滅してしまい永遠の闇に消えてしまった。
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歴史資料館前バス停から政庁跡へ登るルート |
なお、歴史資料館前バス停付近から直接政庁のある場所に登る道が新しく出来ており、これのお陰で散策がし易くなっていたのは良かった。以前来た時はこの辺りには住宅があった記憶があるので、市が買い取って整備したのだろうか。
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政庁跡 |
内郭の政庁跡は雪に埋もれているものの、以前同様に平面復元の柱が見える為、特に昔来た時と変わったような感じは無かった。
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内郭東門 |
内郭に唯一立体復元されている東門と築地塀も以前同様に変わりはなかったが、雪囲いの保護が付けられているのが印象的だった。
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外郭東門 |
内郭東門から外に出て真っ直ぐ進むと外郭東門にたどり着くが、何気にこの真っ直ぐ大路で内郭の門から外郭の門まで繋がっているのが古代城柵という感じで良い。ただ、資料館の発掘情報によれば真っ直ぐ繋がっているのは東門だけで、南門は大路が斜めに傾いており、西門に至っては大路は鍵の時に折れ曲がっている。北に関しては門があったのかどうかすらまだ判っていない。
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外郭南門跡 |
外郭西門跡は先に述べた通り現地まで行くのはパスしたが、外郭南門跡はマップによれば車道から確認出来る位置にあった為、一応確認しに向かった。画像がその外郭南門跡で、住宅地の中の畑?と思われる場所に位置している。ぱっと見では本当に門跡があったのか判らないが、発掘調査をやっているので地中に痕跡はあるのだろう。