2020年2月2日訪城。
門屋城を見て周った後、そこから北上して石川原の集落へと向かった。ここもかつては戸沢氏の城下町だった場所で、背後の山の上には門屋城に移る前に居たとされる小山田城跡がある。なお、戸沢氏が門屋城に移った後は小山田小平太が城主を務めたという。
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眞山寺の乳イチョウ
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集落の山裾には眞山寺があり、そこにはかなり立派な銀杏の巨木があった。樹齢は推定600年とあることから正に戸沢氏の時代に植えられた木である。是非とも黄葉した姿が見たいので、機会があったら秋頃にまた訪れたいものである。
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八幡神社の参道
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眞山寺の裏には八幡神社へ登る参道があり、道には石段が敷かれていたが、自然石を並べる古い形式の石段であり、なんとも歴史を感じさせる。
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八幡神社
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参道を登り切った先には八幡神社の社殿が鎮座しており、予想よりも立派な社殿だった。神社自体の由緒は坂上田村麻呂が祠を勧請した事から始まるので古いが、元は桐木台にあったらしい。その後、何度か遷宮して1754年に現在の場所に移されたようだ。
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小山田城主郭?
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山の上は広く削平されており、恐らくここが小山田城の主郭で間違いないと思う。ただ、門屋城のような明確な土塁や堀の遺構は確認できなかった。