2019年7月29日参拝。
午前中に名古屋城を散策した後は広電に乗って宮島口まで移動し、厳島神社のある宮島へと向かった。厳島神社は593年に佐伯鞍職が社殿を建てたのが始まりだが、1168年に平清盛によって寝殿造りで改築されて現在の姿になったという。
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フェリーから見た厳島神社 |
宮島口からのフェリーは2種類出ているが、広電の一日乗車券に付いているのは松大汽船のため、そちらに乗って宮島へと向かった。なお、もう一社はJR系のフェリーのため、そちらは18きっぷ等で乗れる奴である。
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表参道商店街 |
宮島に着いてから表参道商店街を通って神社へと向かうが、商店街は観光客で溢れており、半分以上は海外の観光客だった。ちょうど昼時だった為、参拝前に商店街で穴子飯を食べたがこれがなかなか美味かった。
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宮島の鹿 |
宮島では至る所に鹿がおり、すっかり人に慣れていて全く逃げる素振りはなかった。流石に商店街の中には居なかったが、大きな通りや商店街の外れなどには普通に鹿が歩いていた。
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大鳥居 |
商店街を抜けた岬の先の入り江に厳島神社は鎮座しており、ちょうど入り江の口の部分に大鳥居が建っていた。引き潮のため鳥居のそばまで行くことが出来たが、満ち潮の時は普通にここは沈んでいる場所である。今回は満ち潮まで見れなかったのでいずれは再訪したいところ。なお、この鳥居は修理に入るらしくこの日は職人さん達が足場を組んでいた。
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水の参道 |
現地を訪れて初めてわかったことだが、神社側から海に向かって川が出来ており、この川が鳥居を通って海へと出ている。要するに水の参道が出来ており、これはなかなか興味深い構造だった。
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拝殿から大鳥居を見る |
厳島神社の社殿へと入り、拝殿にて参拝を済ませたが、ここの拝殿から見る大鳥居の景色がなかなか絵になる風景で良かった。
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社殿正面 |
社殿の正面には桟橋のようなデッキが付いており、これは厳島神社でしか見られないなかなか独特な構造で素晴らしかった。平舞台と呼んでいるそうなので、画像中央の舞台で神事の舞を行ったりするのだろう。
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能舞台 |
面白いのは本格的な能舞台も社殿の中にあり、実際ここで能が行われているそうである。ちなみにこの能舞台は毛利元就が寄進したのが始まりらしく、当時元就と三兄弟達がここで能を見ていたと思うと感慨深い。
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宮島の町の風景 |
宮島の町はけっこう時代情緒にあふれる建物も多く、画像の建物で二階の縁側に花(コスモスか?)がある風景はパッと見で心を打たれた。
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紅葉谷の滝 |
その後、紅葉谷の公園を通って弥山に登るロープウェー駅へと向かったが、意外と遠い場所にあり、山の中腹まで歩くことになったのは計算外だった。しかも、ロープウェー駅に着いたとたんロープウェーは落雷防止のため停止し、結局待っても再開されなかった。この日の散策は非常に未練の残る形で終了することになり、いつか必ず再訪することを強く心に誓った。