2019年8月18日訪城。
夏のある休日、静岡の駿府城へと出かけてきた。駿府城はもう何度も訪れているが、大御所徳川家康の隠居所となった近世平城である。
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外堀 |
この日外堀の一角では工事が行われており、外堀の水が抜かれて底が見えていた。駿府城の堀はそこそこ大きい方だけに底が見える光景はなかなか珍しかった。
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武家屋敷跡 |
この日駿府城を訪れた理由の一つに武家屋敷跡の発掘現場を見たいというのがあったが、フェンス越しに見ただけでは遺構がさっぱり見えず、ちょっと残念な結果だった。
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水祭 |
二つ目の理由にちょうどイベントをやっているということがあったが、実際城内はかなり凄い人出だった。中でもアイドルか何かが来ているようでそれっぽいファンが舞台会場の周辺に集まっていたのが印象的だった。なお、自分は出店をはしごするのが楽しかった。
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天正期の天守台跡 |
三つ目の理由に天守台の発掘跡を見るというのがあった、特に家康時代の天守閣の内側から秀吉時代の天守閣が出土したと聞いており、それを見たいというのもあった。画像がその秀吉時代の天守台の石垣だが、見た感じ野面積みっぽく、全く別の時代に築かれたというのが良くわかるものだった。
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天守下門跡 |
あと、以前来た時は埋まっていた箇所が新たに見えており、これもなかなか興味深いものだった。画像の奥がその箇所でどうやら本丸の北門跡らしい。
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天守台付近の絵図 |
画像の絵図の天守台右隣りにある桝形虎口が天守下門跡であり、本丸から二の丸に向けて木橋が架かっていたという。