2019年10月20日訪問。
篠山城を訪れたこの日は春日神社の秋の例祭らしく城下町を山車が勇壮に練り歩いていた。また、この祭りのためか観光客も多く、飲食店はどこも行列で食事には苦労した。
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祭りの山車 |
城下町北側の二階通りは祭りの為に通行規制が敷かれており、ここに山車が沢山停車していた。山車は2階建てのオーソドックスな奴だが、やはり何台も並ぶと実に祭りの絵になる。
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御徒町武家屋敷群 |
一方、城下町西側の御徒町へ行くと祭りの喧騒が嘘のように静かで、たまに観光客とすれ違う程度だった。この御徒町には武家屋敷が残っており、どこかタイムスリップしたかのような風景が広がっていて良かった。
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安間家武家屋敷 |
武家屋敷の中でも画像の安間家は一般公開されており、篠山藩の下級武士の暮らしが良くわかって素晴らしかった。
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小林家長屋門 |
城の外堀沿いの武家屋敷の小林家には立派な長屋門があり、藩主の青山氏が贈ったものだという。この小林家は城の南口に比較的近い位置にあるため、そこそこ立場のある御家だったのかもしれない。
この後、一通り城下を散策しているうちに夕方になってしまった為、宿をとっていた福知山へ急いで向かったが、帰りの渋滞が恐ろしいほど凄まじく、バスを使わずに歩いて駅に向かった方が早く着いたのではというほどだった。なお、篠山インターを過ぎてから渋滞が無くなったので、どうもバスの通るルートに致命的な欠陥があったようだ。